八戸市の文化遺産を活用した地域活性化事業 | 八戸三社大祭デジタルアーカイブ

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あおもりデジタルアーカイブ・コンソーシアム

設立趣意

人類の歴史の中で創造され、継承されてきた文化資産は、人類共通の財産です。しか し、これら有形・無形の文化資産の中には、修復と保存の懸命の努力にもかかわらず、 崩壊、消失していくものが多数あります。 デジタルアーカイブは、このかけがえのない文化資産を記録精度が高く、映像再現性 に優れたデジタルデータの形で保存・蓄積、次世代に継承していくものです。
また、過去の情景、風俗を記録した映像や資料も、その国や地域にとって貴重な文化 資産であるという発想から、それら資料を散逸と消滅の危機から守り保存するために、 デジタルアーカイブ化することが有用であることは、社会的にも認識されております。

特に、度重なる大規模な自然災害を経験している我が国にとって、今ある文化資産を 人類共通の財産と捉え、デジタルデータの形で保存・蓄積、次世代に継承していくこ とは喫緊の課題であると考えます。
しかし、その具体的な事業の推進にはイニシアチブを取る団体の存在が不可欠であり、 各地域文化の保存・蓄積、継承には、各地域において責任感を有した団体の存在が必 須であると言えます。
そこで本コンソーシアムは、青森県の魅力的な情報を後世に残すと同時に世界へ向け て発信することにより、青森県はもとより我が国の経済社会の発展に寄与することを 目的とし、産学連携の枠組みにより青森に根差した歴史、文化等のデジタルアーカイ ブ化を推進するための具体的活動を行う団体として設立する次第であります。2012年8月6日

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