八戸市の文化遺産を活用した地域活性化事業 | 八戸三社大祭デジタルアーカイブ

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  1. 神楽 神社行列とともに、各地域に伝わる神楽が披露されます。廿六日町大神楽、笹ノ沢神楽保存会、重地大神楽連中、おがみ神社法霊神楽保存会、中居林大神楽などがあります。
  2. 武者行列 新羅神社の武者行列。受け継がれてきた大切な鎧・兜を着用するため、雨天のおりには行列できません。
  3. お囃子道具 山車に乗り太鼓・笛でお囃子が演奏されます。皆、お祭りの本番に向けて懸命に稽古をして臨みます。
  4. 虎舞 神社行列とともに、各地域に伝わる虎舞が披露されます。湊虎舞保存会、新井田虎舞、左比代虎舞などがあります。踊る虎に噛んでもらうと、頭がよくなる、病が治るなどと言われており、観客からリクエストがあれば応じてくれます。
  5. 神社行列 八戸三社大祭は、靇(おがみ)神社、新羅神社、神明宮の三社の行列とともに、その氏子でつくる山車組が附祭として行列します。(写真は靇神社行列のうち、白熊毛御長柄槍)
  6. 巫女行列(稚児行列) 神社行列の中に、子ども達が巫女(稚児)として加わっています。巫女というと白小袖に緋袴がイメージされます。その衣装での巫女(稚児)行列と、写真のような衣装での行列があります。八戸ではどちらも一般的には稚児行列と呼んでいます。
  7. 子供 祭りの元気は子供から。思い切りはしゃいで、お囃子頑張って、山車を曳いて、疲れたら寝てしまいます。
  8. 手古舞 各山車組の先頭に立ち、続く山車の先陣を切ります。古くはとび職が山車を警護するところからの発祥です。三社の氏子で構成する山車組ごとに1~2名の女の子が選ばれます。右手に錫杖を持ち、突いて練り歩くため、その金輪(遊環)の音から「じゃんがら持ち」とも呼ばれます。これが縮まって「じゃがら」と呼ぶ地域もあります。
  9. 衣裳 時代によって変化するお祭り参加者の衣装。現代に引き継がれているもの、流行を取り入れているものなど様々です。また、神社行列の衣装は古くから引き継がれているものであり、大切に管理・修復をしながら毎年使用されています。
  10. 制作 山車の製作は例年5月頃に始まり、本番1ヶ月前頃になると各山車小屋には夜遅くまで明かりがともります。本業の仕事が終わってからの作業になるので深夜や休日に行われることが多く、山車製作者や山車組関係者たちの努力によって歴史ある八戸三社大祭は支えられています。
  11. 騎馬打毬・徒打毬 加賀美流騎馬打毬は、騎馬武者が杖で毬を奪い合い、毬門(ゴール)へ毬が入った数で勝敗を争う勇壮な伝統武芸で、毎年8月2日に長者山新羅神社で開催されています。日本で現在でも打毬が行われているのは宮内庁・山形市・八戸市の3ヶ所だけであり、八戸の打毬は藩政時代の古式馬術を現代に伝えている貴重なものです。
  12. 高館駒踊 馬の模型を胴に固定し、跳ねるように踊る舞で馬産地である三八上北・岩手県北地域に分布する芸能。明治時代から八戸三社大祭に参加していたと言われていますが、その後参加が途絶え平成になって復活しました。
  13. 華屋台 神社行列の最後尾を飾ります。八戸市内の日本舞踊の師範が華屋台に乗り、八戸小唄に合わせて舞います。明治時代に花街として栄えた小中野・鮫地区の芸妓が行列に参加したことが起源とされておりその後、様々な理由により祭りに参加しない時期が長く続きましたが、平成に入り復活を遂げました。

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